以降のレゲエ史も、違うものになってたかもな~。
彼、SlimSmithが亡くなったのが1972年なので、
丁度、Bob MarlyがIslandから「Catch a fire」を
リリースし、全世界に認知されていく年なのです(´∇`)
60年代~70年代始め、米国のR&BやSoulが世界的に流行し、
MotownやStaxなどから、多くのリスペクトなシンガーや
グループが紹介されました。
Jamaicaでも、後期のSka、RockSteady、そして初期Reggaeに
至るこの時期に雨後の筍の如く、たくさんのボーカルグループが
誕生したのです(。-_-。)
Smithも、そんなグループを渡り歩いています。
ソロになる前に、The TequnicsとThe Uniqesと言う、
Jamaicaでも、人気のグループにいました。
彼の、持ち味のファルセットボイス。
レゲエシンガーでファルセットで歌う人は、
私は、Smithしか知りません。と言うか、
居たのかもしれませんが、印象に残っていないので、
ファルセット=Smithなのです。
Smokey Robinson&The Miracles(以前は単にThe Miracles)の
ボーカリストSmokey Robinsonも、美しいファルセットを
聞かせていましたが、案外SmithもRobinsonに
影響されたのかもしれませんね(´∇`)
さて、アルバムですが、
私の所有しているのは米国盤。
ジャマイカ版再発モノにありがちな、「ジャケ」貼り合わせの歪みや、
スーパーの魚コーナーで、サンマを入れるナイロン袋を
連想させる「内袋」などの、雑な作りは全くなく、
非常にカチッとした作りで、違和感だらけのジャマイカ版と違い、
全く違和感がないのだが、少々音がこもり気味なのが残念です。
Data
Studio One PSOL004
Side A
1) Born To Love
2) I've Got Your Number
3) You Don't Care
4) Rougher Yet
5) I'll Be Around
Side B
1) I'll Never Let Go
2) Happy Times
3) The New Boss
4) Keep That Light
5) Do You Love Me
My Best Tune
どれも、最高のロックステディナンバーで、選びにくいのですが・・・
★Born To Love
流石!アルバムタイトルに冠せられるほど。
最高のナンバーです。
★You Don't Care
Jackie Mittooの名リデイムMidnight Specialに乗せて
歌いまくるsmithがGood
★I'll Never Let Go
ダンスホール定番リデイムの“Answer”を使った作品。
今のハコでかかっていても、全く違和感ないよな~。
スカナンバー。バックは多分SoulBros?
シゲランガイド(ミシュランガイドと同じく★3つが最高です)
ジャケ度
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★
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お世辞にも、いいとは言えない写真(印刷か?)具合。
ジャマイカ版シルクスクリーンジャケの使い回しなのでしょうか?
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リスペクト度
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★★★
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「もし」は無いけど、生きてたらね~。
以降のレゲエ史を確実に書き換えただろう人
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まとまり度
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★★★
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一曲一曲が珠玉。スタワンには録音数は少ないようだが、パマなど複数レーベルにに個人~グループ名義のアルバム・シングルがある。
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総合評価
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★★★
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文句なく、★★★でしょう。
ただ、音が悪い。CDは持ってないけど、
音はいいのでしょうか?
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Other Numbers
ホントに全てがいいのです。
こんなアルバムを名盤というのでしょうね。
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