Sugar BellyやMighty Killerと言ったカリプソ系レーベルの印象が強い「Port-O-Jam」は、
たくさんあるコクソンのレーベルの中でも、デザインが南国そのもので、好きなレーベルの
一つなのです(´∀`)
さて、このアルバム。タイトルはあるのですが、アーティスト名がどこにもないのです。
ジャケ裏にも、レーベルにもなし??
どう言うこっちゃ?
でも、このアーティスト。実はLord Creatorナノデス。
Creatorは、Calypso~Ska~Reggaeと、渡り歩いたオリジネーターの一人で、
コクソンの下ではもちろん、他のレーベルでも多くの良作を残しているのだヽ〔゚Д゚〕丿
ちなみに、ロードクリエーターはカリプソネームで、本名はkentrick Patrickと言います。
さて、本作。
私が持っているJamaicaモノの中でも、数少ないオリジナルの1枚。
入手したのは、今からやはり20年ぐらい前かな~?
ちょっと記憶が定かじゃないけど、なんでも、「アメリカの大きなレコードショップが
倒産して、その倉庫から大量のジャマイカンレコードが出てきた」というようなものだったと
思うが、その辺の事情に詳しい方、どうだったでしょうか?
確かにその時レコード屋に、例えばバイロンりーのダイナミックレーベルものや
シングルでもランディーズのオリジナルものが大量に出回っていて、
私もたくさん散財したものだ。レコード棚は賑やかになったが、財布は(´д`)だった記憶が・・・
そんなこんなで、Studio Oneからはこの1枚と、同じくコクソンのゴスペルレーベル「Tabernacle」の
「Man From Galilee」を購入したのです。
Data
Coxsone Port-O-Jam POJ 109
Singer:Lord Creator
Back:Soul Brothers(多分)
A1:. Wreck A Pum Pum
A2:. Sixty Million Frenchmen
A3:. Mr. Walker
A4:. Floria
A5:. Short Shorts
A6:. Black Is Beautiful
B1:. The Lizzard
B2:. Pussy Cat
B3:. Mable
B4:. Mr. Rake And Scrape
B5:. Claudette
B6:. Race Track
My Best Tune
★Floria
2分弱の短い曲ながら、時折入るマイナーコードが
哀愁を誘う名曲。
★Sixty Million Frenchmen
いや~、クリエーターすごいね~。
ブラマヨの小杉サン張りの「ヒ~ハ~」もこちらが先だ!
★The Lizzard
クリエーターの歌声の背後から乗っかるホーン隊がGood。
まさに、ホーン追っかけ隊。
★Pussy Cat
Skaを歌うクリエーターもいいけど、
やはり本業、カリプソを歌わせるといいね~。
シゲランガイド(ミシュランガイドと同じく★3つが最高です)
コレごみ箱?度
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★★★
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一体、どう言う意味があるのかなぁ?
このジャケデザイン。
でも、Port-O-Jamのロゴが全体を引き締めているのだ!
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シークレット度
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★★
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VAでもないのに、なぜ、クレジットがないのかな? 契約とか、裏事情があるのか? わからんね~
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一見どれがアルバムタイトルかわからん度
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★
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長いようだけど、結局タイトルは「Me Mama Never Taught Me」。
レーベルには、そう書いてあるのだ。
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総合評価
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★★★
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クリエーターの歌声が冴えわたる一枚。今でも入手できるのかなぁ? ゆっくりした時間の中で聞きたいね~。
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